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2008年 07月 15日
先日、京都嵐山にある雑貨屋、夏雪さんへひょうたんランプ展を観にいきました。
様々な美しい模様にくりぬかれたひょうたんたち。 小さな小さな点の集積からなるデザインのその丁寧さにも感動しました。 光をともされたひょうたんは、 そのさまざまな美しい模様からこぼれる光が織り成す幻想的な世界をくりひろげていまいた。 ひょうたんから光と影の花がさきみだれていました。 美しくて、美しくて。 やさしくて、あたたかくて。 この素敵な夏の夜をプレゼントしてくれた友人に感謝です! #
by coinpepe
| 2008-07-15 23:17
| illustration
2008年 07月 14日
ふらりと立ち寄ったアカデミア書店。
お店というより、モダンであたたかな図書館にいるみたいでした。 三層吹き抜けで、閉塞感がない。とても静か。 アルヴァ・アアルト氏設計のやわらかい光に満ちた空間。 光と、本棚のあたたかくてこっくりした木の色、壁の白。色とりどりの本達。 美しかったです。 でもその時の私にはきれいすぎてなぜかそわそわふわふわ。 まるでギリシャの広い広い海にでもポンとほおりだされたかのように落ち着きませんでした。 宝の山を目の前にして。なんともったいない。 目標の定まっていないときの本屋さんは、毒にも薬にもなるのかもしれません。 料理本コーナーに栗原はるみさんの『Harumi's Japanese Cooking』が山積みされていて、その表紙のくしゃくしゃっとした笑顔をしばらくじーっと眺めていました。 (帰国してから彼女のライフスタイルなどを詳しく知ることになります。 家族の喜ぶ顔が見たい、そこから始まった、深まって広がっていった 心をこめた丁寧な料理作り、ライフスタイル、こつこつと長い年月をかけて培って究めていったものたち。 すぐに先を結果を急ぎ、焦りがちな私は、以後、様々なメディアで栗原はるみさんを拝見するたびに、焦るな、時間をかけなさい、と自分に言い聞かせるようになります。) 落ち着かないまま、書店に併設されていたカフェアアルトでコーヒーを飲みます。 コーヒーの味は思い出せないままですが、テーブルの白とアントチェアの黒とロゴのゴールドの洗練された色の組み合わせはとても印象的でその色たちだけは何度も脳裏によみがえってくれました。 その時は木の色と栗原はるみさんの笑顔と白と黒とゴールドの組み合わせだけがありました。 次回は、自分のアンテナの色を見つけて土台を築いてからもう一度訪れよう、そう、強く思いました。 #
by coinpepe
| 2008-07-14 22:04
| 旅 追憶編 2005 5,6月
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